一般的に分子量の大きいキトサンは高分子、小さいキトサンは低分子と分類されます。
低分子キトサン、超低分子キトサン(キトサンオリゴ)、中分子キトサン、高分子キトサンと分類されることもあります。
食物は胃腸を通過する際に消化・吸収されますが、キトサンは食物繊維ですので胃ではなく、腸まで運ばれて分解され、効果を発揮します。
高分子、低分子ともにキチン・キトサンはどちらも健康維持に役立つ働きを持っているのです。
高分子キトサン商品が体に合う人もいれば、低分子キトサン(水溶性キトサン)、超低分子キトサン(キトサンオリゴ)商品が体に合う人もいますので、高分子、低分子関係なく一度両方お飲みになる事をおすすめします。
キトサン第一人者の鳥取大学農学部の平野茂博教授の研究にも、高分子キトサンも低分子キトサンもどちらも吸収性が高く、人間の細胞に働きかけることが証明されています。
キトサンは、水に溶けるから、分子量が少ないから体内に吸収するなどと言うことは決してありません。
基本、キトサンは多糖類であり、それを分解する消化酵素は人間の体内には存在しません。
腸内細菌によってある程度は分解吸収されますが、本来キトサンの体内吸収を主目的とするのであれば単糖であるグルコサミンまで分解しなければ体内に吸収することは非常に困難なのです。
しかし、キトサンの効能・効果は体内に吸収されない高分子であるがゆえに得られる所が非常に多いのです。
日本の規格基準も高分子のみを採用していますし、キチン・キトサン研究の第一人者である奥田拓道先生も低分子・水溶性にしてしまうことにより従来キトサンの持つ働きを大幅に低下させることを提唱されています。
ただし低分子にも超低分子での実験データーではNK細胞の活性化など良い結果が得られている部分もあります。
どちらもうまく取りれることができれば最高ですね!