キトサンのコレステロールを減らす効果

キトサンの作用として広く知られてるが担っている健康作用のひとつは、コレステロール値を下げる効果です!
キトサンが体内でどのような働きをし、コレステロール値を下げるのか、詳しく見ていきましょう。

キトサンには腸管でコレステロールの吸収を抑える効果があり、動脈硬化を改善したり予防します。
また、コレステロールから作られる胆汁酸を吸着し、体外に排出する効果でコレステロールを減らします。
キトサンの大きな特徴の一つに、血管の内壁に付着している、LDL(悪玉)コレステロールを減らす働きがあり、これによっても動脈硬化への効果が期待できます。
(動脈硬化が改善すると、心筋こうそくの予防にもなります。)

コレステロールは体内に入った際、胆汁酸と結合することにより体内に吸収されます。
キトサンは、その胆汁酸と結合し、コレステロールの体内吸収を阻害します。
これによりコレステロールは体内に吸収されずに排泄されます。

また、体内の胆汁酸の量は一定で、キトサンと結合し排泄されることにより新しい胆汁酸が体内で作られます。
その際に、血中内のコレステロールを使用消費されると言われています。
まさしく!ダブルでコレステロールの体内蓄積を抑制できるのです。

特定保健用食品(トクホ)として認定 キトサンは厚生労働省から認可され健康増進法に基づく特別用途食品に含まれるようになりました。
現在ではキトサンを関与成分とし「コレステロールの高い方または注意している方の食生活の改善に役立ちます」などの表示が許可された特定保健用食品が多数発売されています。

*参考
LDL(悪玉)コレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを、全身に運ぶ効果があり、適量であれば体への悪影響はほとんどありません。
しかし、LDLコレステロールが多くなりすぎると、血液中で酸化され、血管の内壁に付着してしまい、これが動脈硬化の原因になります。