シミ取りとレーザー治療

シミ取りには、多くの病院でレーザー治療が使われています。

レーザーは非常に高いエネルギーの強い光を、シミのできた患部に当てます。レーザーによるシミ取りでは、表皮の下の真皮にいるメラニン色素だけをレーザーで破壊します。

今はいろんなレーザーがあり、シミの種類によって使い分けられます。

特に最近話題なのは、フォトフェイシャルと呼ばれる顔全体にレーザーで治療を行うシミ取りの方法です。

シミ取りだけでなく、くすみ対策やソバカスなど、顔に沈着した様々な色素の除去に効果があるといいます。

施術当日でも化粧やシャワーが可能なので、軽い気持ちでシミ取り施術に挑戦したいという人にはフォトフェイシャルはすごく注目されています。

レーザーによるシミ取りには、一長一短な部分があります。

シミ取りをレーザーで行う際のいいところは、部位を狭めての施術が可能なので狙ったシミを取れるという点です。
ごくわずかな部分にだけレーザー光をあてることができるため、傷跡も残りにくく時間もほとんどかかりません。レーザーでのシミ取りには欠点もいくつかあります。

体質にもよりますが、一週間程度は赤黒い痕跡が残り、施術時には何かで弾かれたような痛みが生じます。取りたい部分のシミが元々小さく目立たない場所ならいいですが、顔の真ん中など嫌でも目がいく部位なら、シミ取り自体に気が向かないかもしれません。
シミ取りによって生じた痕跡は一過性のものと割り切ることができれば、いずれはシミがなくなるのだからと我慢が可能だという人は多いようです。