第二新卒の転職活動について

転職市場では第二新卒という言葉がありますが、第二新卒とは一体何でしょうか。
新卒とは大学や高校卒業後の人ですが、第二新卒とは最初の就職後に1年〜3年で仕事を辞め、再び転職活動をしているという人を指しています。

新社会人の30%が勤め始めて3年以内で何らかの理由で会社を辞め、再び転職活動をするともいいます。

社会の傾向として早期退職者が増えてきたことから、第二新卒者という言い方も一般的なものと変化しました。
第二新卒という言葉が定着するにつれ、転職の世界でも第二新卒を評価し、良いところを積極的に見ようとしているようです。
とはいえ、現段階では第二新卒という言葉にどんな人が該当するのか、明確に認識していないという方も多いようです。
第二新卒とは自分のことであると、誤った認識をする方もいます。

自分が第二新卒だと思って、第二新卒の求人を出している企業に応募したところ、前提が違っていたという事態も起こりえます。

人によっては、一見して条件の良さそうな会社だったけれど、第二新卒という条件を満たしていなかったため失敗したということもあります。

大学卒業後に留学してその後に日本の企業に就職しようとしている人もいます。

3月ではなく9月に大学を卒業した人や大学卒業後数ヶ月〜数年間は企業等に所属していない人もいるでしょう。こうした方々の場合は、個々人の状況によって新卒、フリーター等のカテゴリーに分類され、第二新卒者を募集する企業の採用条件外とされるようです。
第二新卒者の求人を出している企業に応募する時は、自分が条件に合っているか転職活動前に確認をしてください。